いま、自殺について考えてしまう方へ

自殺は報われることのない無情

様々な思いが脳裏に駆け巡り自ら命を落とすこと。自殺を考えてしまうほどの悩みや苦しみのご相談を頂きます。命はたった一つの自分の証明書でもありこの世に生きている証であるから、自ら命を落とすことは非常なまでに無情なことになります。何も報われることのない行為でもあります。
命を代償にする、自身の命を自ら絶ち思いを遂げようとする行為は、まったく無意味な事であり願望を叶えようとする思いとは真逆の行為となります。
命を無くすという事はこの世からの離脱行為であり、願望を叶えたいと思う意思の放棄となりますので高き誇りと信念を持っていたとしても命を投げ出しての思いは遂げられません。それは、生まれつき能力を持ち合わせた者、また、自身の強い信念の元、修行を積み重ね魂を磨きあげた者でも不可能に近い行為です。高貴な魂を持ち合わせた人間でも死を持って思いを遂げるのは難しいことですので普通の人では到底不可能な事なのです。

この世に生を受けた人間は必ず最後に死を迎えます。必ず起こり得る現実、それは代償となる価値は無いのです。過去、命を燃やし己の信念を貫き通して思いを遂げた者は数多でしょう。しかし、命を代償に思いを成し遂げた者は数人に足らず、

生ある命、現世に呪い・魔術・祈りは存在と価値があります。消え行く命にその効果を期待することは本末転倒、己の思いを遂げる強い意思と信念をこの世で燃やすエネルギーが呪い・魔術・祈りの効果を促進させる原動力なのです。

自殺を考えるのは生きてる証であり決して悪い事では御座いません。それほどに自分と向き合えることでもあるのです。しかし、実行する事は罪になってしまうのは否めません。
罪を問われるのは他人ではなく自分自身です。自殺は自分にとって罪を犯したという意味です。何故、罪となるか、自身で命を絶つ行為は、魂に大きな傷を残す危険性を伴う可能性があるからです。大きな傷を負った魂は向こうの世界に行く事を拒み、現世に残ろうとします。
肉体を失った魂が現世に残る事は、悪に満ちた魂や霊に飲み込まれ自縛となりその場から逃れる事が出来ず苦しみ、悲しみを永遠と味わう事になる可能性が大きくなるのは否めない事実でしょう。

それが、自身に対しての罪と言う事です。そして、自身に犯した罪は今生で償う事はもう出来ません。カルマを負う事になり来世の人生で償う事になります。呪縛から逃れることができ、ようやく輪廻した魂に大きなリスクを背負わせてしまうのです。

自らの命を絶つ行為は無限リングとなり魂に付き纏う負の要素になりかねません。今を生きることは未来の自分に対しての投資と考えると輝く未来を勝ち取る事も不可能では御座いません。そして、思いを成し遂げる喜びを味わう事も可能なのです。

辛くとも悲しくとも歯を喰いしばり生きていれば、その思いは、念となり強く強大なエネルギーとなります。もし、あなたが恋愛・人間関係・理不尽な社会に心が疲れたり辛い現状が自殺への衝動として襲ったときは目を閉じ大きく深呼吸して下さい。そして、２分だけ自分に時間を与え魂の叫びに耳を傾けて見てください。魂の叫びは、今、あなたに必要とすることを教えようとしているでしょう。

命を燃やし生きるのは大変な事かもしれませんが模索すれば必ず見つかるはず。世の中には星の数ほどある筈です。そのなかの一つに呪い・魔術・祈りも御座います。死を考え自殺を考えるほど思い悩み辛いときあるかもしれません。でも、それは、あなたが今を懸命に生きている証なのです。

人は何を考えても良いのです。自殺もまた考えることは構わない。けれど、その根底には自分の為、生きることを忘れてはいけないことなのです。 そして、あなたの命は誰のものでも無く、あなただけのもの。人の死は神の元へ戻ることなのです。しかし、神は、命に課せられた目的やカルマを放棄する行為を許すことは致しません。