魔術の密儀と秘密主義

力強く勢いに満ちた人生を歩む日々にあなたの人生を転換させる近代魔術の高次元エネルギー

密儀で行われる魔術HEADLINE

第三者の意思が災いになる場合

魔術には、集約されるエネルギーを統一させていくために、携わる関係者の意志が同一のものでなければならない原則があります。
当サイトの魔術師とあなたは、願望を成就へと向かわせる共有の意志で繋がっているのです。

チームプレイに例えると、目標に向かって1つの意志を全員の意思に反映させることで意志の力が強くなっていきます。
しかし、メンバーの一人でもチームの意思と違った人間が混じっていれば、そのチームは弱くなってしまうものです。意思を固めることができなければ意志の力も発揮されません。

それと同じことが魔術にも当てはまります。

あなたは魔術を信じているけれど、魔術の事を話した相手が魔術を信じていない場合、魔術の威力を発揮する妨げとなることがあります。

魔術には、人に知られてはいけない、見られてはいけないなどの条件がありますが、それは意思を妨げるエネルギーの影響を避けるためにあります。

魔術に疑いを持たず、あなたの内情を知り同じ意思を共有できる条件が揃っている相手になら魔術のことを話しても何も問題は御座いません。
あなたと共有する意思とは、あなたの応援をしてくれる人のことです。
言葉では応援していても心では違うことを考えている人もいますので、その辺は、あなたの判断で相手を選ばなくてはならないでしょう。

上記、、条件をクリアしていない第三者に話してしまったとき、魔術の効果に影響がでる可能性が高くなってしまいますので注意する必要が御座います。

魔術の密儀性を徹底することで

魔術が密儀、秘密主義なのは歴史にあります。ヨーロッパで弾圧と抑制の暗黒時代、権力者は自分たちに不都合な考え方や逆らう者を異端扱いしていました。様々な宗教が異教徒とされ処刑の対象であったり犯罪者のレッテルを貼られると言う悲惨な歴史の積み重ねは反キリストの魔術師も例外では御座いませんでした。キリスト教主導の弾圧で15世紀から18世紀にかけて全ヨーロッパで魔女狩りと称して男女関係なく裁判から刑罰まで行われ一般市民「4万人」の人々が迫害され命を落としました。
そんな時代背景に「薔薇十字団伝説」など魔術師が世界を救う伝説が人知れず広がっていきます。薔薇十字団とは怪文書から発生した1つの伝説なのですが一説には魔術師と錬金術師の連絡伝達網の役割を担っていたとも言われています。
弾圧から逃れようと魔術師は錬金術の卑金属から金を作る技法の解明で権力者の保護を受けようとします。
初めは功を奏して保護されましたが金の暴落を危惧した権力者から弾圧の対象とされました。

魔術師は身を潜めながら弾圧からの開放と自由を願い魔術を磨く為、儀式は密儀で行われ思想は秘密主義の道を歩むことになるのです。
暗黒の時代に自由と開放、願いを叶える思想が魔術の根底に根付いたと言えるでしょう。そして、自由意思で生きる時代を刹那に古代英知の奇跡を近代魔術は再生させたと言えるのです。

もう1つの理由に世の中は邪心と邪気が溢れています。邪心は心を乱し邪気は気の流れを乱します。聖なる力を引き寄せ齎す魔術が公に出来ない理由でも御座います。

刹那とは仏教用語で今を楽しむと解釈されますが「今できることに全力を尽くす」という意味が隠されているのです。


copyright©2013近代魔術代行wahl・ヴァール all rights reserved.