タロットカードと魔術の関係

タロットカードと魔術の関係

タロットカードの歴史と魔術の関係

タロットカードと魔術

タロット魔術の歴史

タロットカードは古代エジプトや古代ユダヤに起源説がありますが明確には分かっていません。一般的にゲームに用いられるカードとなりますが占いでも使われるようになりました。
タロットは大アラカルト22枚、小アラカルト56枚のカード構成ですが一般的には大アラカルトが使用されます。

タロットカードが神秘的なイメージを持つようになったのは1700年代の占い師アントワーヌ・クール・ド・ジェブランの著書「太古の世界」でタロットエジプト説を唱えたところからはじまります。
リバース(逆位置)や四大元素や占星術も加えることによってタロットカードの神秘性が高まっていきます。独自の絵柄の導入や変更によって占い専用のカードが出来ることになりタロットの第一次革命が起こりました。
ヘルメス哲学、錬金術、旧約聖書、ヌメロジーが取り込まれた「エッティラ版タロット」のデッキが誕生します。

タロットと魔術の関係

魔術とタロットをつなげたのは、近代魔術の祖とされるエリファス・レヴィの著書「高等魔術の教義と儀式」です。レヴィはタロットの特性を活かしカバラの神秘を体系化したのです。
薔薇十字会の創設者パピュスは、カバラの基本文献「形成の書」を元に生命の樹を関連付けます。
タロットカードと魔術を関連付けていく動きはフランスから始まりヨーロッパに広がっていきます。
レヴィによって触発されたタロットと魔術の融合潮流は英国で「黄金の夜明け団」を誕生させることなりました。

タロットカードの第二次の革命は「黄金の夜明け団」によって幕が上がることになります。ウェイト版タロットやトート・タロットが誕生しました。