潜在意識を活用した願望成就法

願いに働く潜在意識のパワーとは

潜在意識を活用して願望成就を呼び込む

魔術 潜在意識

願いに働く潜在意識のパワーとは

潜在意識で願いや恋愛を叶える前に潜在意識についても知っておく必要があるでしょう。
潜在意識とは自分が意識している意思とは別に意識していないもう一つの意思のことです。20世紀最大の発見の1つとして潜在意識は注目されてきました。願望実現を法則化した「マーフィーの法則」でお馴染みのマーフィー博士は「宇宙生命エネルギーは潜在意識に潜んでいる、あるいは、宿っている」と説いています。潜在意識とは即ち無意識の領域となります。
オーストリアの精神分析学者であるジークムント・フロイトが「心の中の意識のない領域」として提唱されてから無意識の領域は盛んに研究されています。
人間の意識についてはその殆どが科学的に解明されている訳ではありませんが概ね一般的な認識として、いつも意識できる顕在意識と自分では全く意識できない完全なる無意識と自分の努力次第では顕在意識へと近づけることで意識することが出来る範囲となる潜在意識に分けられています。
通常、私たちの意識は自分が意図的に意識している範囲は4%で、無意識、潜在意識が96%と言われています。
「願望を叶えたい」を例にすると、あなたが「〇〇を願う」意識が4%です。残り無意識の領域で96%は「願いを叶える」ことについて何も考えていないか、肯定しているのか否定しているのかあなた自身ですら分からないのです。
「願いを叶える」ことについて、叶わない場合の多くに潜在意識が願いに対して否定的であることが潜在意識と願いの関係にあるプロセスとして通説となっています。
96%の無意識のなかで潜在意識が何らかの要因や原因によって「願いは叶わない」と意識していると仮定すると、あなた自身の思考や行動パターンは無意識に「願いを叶えない」を優先してしまっている状態となる訳です。

潜在意識での「願いを叶える方法」の要点は上記をひっくり返すことでもありますが無意識を完全に意識することは人間には不可能です。しかし無意識の範囲、96%のなかにある潜在意識を10%でも「○○を願う」意識として覚醒させることができれば通常の意識4%にプラスアルファーとして10%加算されることになり願いを叶えるための意思と行動が思考パターンとなっていくのです。
つまり潜在意識での願望成就のメカニズムは通常、あなたが意識する顕在意識4%にプラスアルファーされる10%で高い比率となり願望を引き寄せることができる様になっていきます。

潜在意識は無意識の領域ですから意図的に変えていくことはとても難しいのは否めません。それは、あなた自身が「願いを叶えたい」と思う気持ちは通常意識である顕在意識の領域で思考しているからです。顕在意識の領域でいくら無意識に問いかけたり、何かを行っても自分で潜在意識にアクセスしているかは分からないのです。論理的に潜在意識が理解できていたとしても顕在意識がある以上は、無意識との境は誰にも分かりません。従って、あなた自身が無意識に話しかけていると思っていても実は顕在意識の範囲をグルグルとまわっているかもしれないのです。
潜在意識へのアクセスを行う時に「イメージング」が有効となってくるのは無意識は必ずあなたのイメージに影響を与えているからです。自分自身が描くイメージを分析すると潜在意識で何を考えているのかも徐々に分かってきます。

魔術で潜在意識へのアクセスが行えるのは先に述べたマーフィー博士の言葉が示す通り「宇宙生命エネルギーは潜在意識に潜んでいる、あるいは、宿っている」からなのです。潜在意識は魔術同様「心の創造」に直結しいるのです。
魔術によって集約されたエネルギーと潜在意識は共感します。科学の1分野として潜在意識は盛んに研究されていますが、古来より潜在意識は「神性の欠片」として重視してきた歴史が魔術にはあります。
「心の創造」で「願望」が叶うかを信用するか、否かは個人の自由であります。しかし、潜在意識はあなたの願いを叶える気持ちに大きな影響を与えているのは確かなのです。

潜在意識の危険な働きについて

サブリミナル効果とは意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで生体に何らかの影響を与えることです。以前はテレビ広告などで用いられていたこともありましたが、米国連邦通信委員会で公聴会が開かれ、サブリミナル広告は禁止されることになり、日本でも1995年に日本放送協会(NHK)が、1999年に日本民間放送連盟が、それぞれの番組放送基準でサブリミナル的表現方法を禁止することを明文化しました。

潜在意識そのものが「サブリミナル」と考えて妥当なのです。つまりは潜在意識へのアプローチを第三者に託すことで容易に洗脳されやすいことを理解した上で潜在意識と向き合っていくことが重要となってきます。しかし、洗脳にも良いものはありますので必ずしも洗脳されることが悪いと言う訳ではでは御座いません。

たとえば、CDや動画など視覚や聴覚の刺激により脳へ影響を及ぼすものに「サブリミナル効果」が導入されていた場合、あなたの意図に関係なく脳は主催者の意図する何かに洗脳されてしまう危険性を考慮しなければならない必要は否めません。
サブリミナル効果は科学的に証明されているものではありませんが危険であるから表現の禁止が文明化されたのは確かでしょう。
当サイトでも潜在意識については多くのご質問を頂きます。ご質問に関しては文章による説明を行っています。文章を読まれる方の思考を働かせることが目的の1つでもありますが、重要視しているのは思考が潜在意識への入り口でもあるからです。
人により性格は違いますので個人に合わせた文章でお答えすることでより潜在意識へのアプローチ力が上がるとも考えているためです。