願いを叶える神様(神社仏閣・祈願の注意点)

願いを叶える神様

祟り神

願いを叶える神様

「叶えたい願い」を神様にお願いすることがあるとお思います。神様にお願いする方法は主に「祈り」と神社仏閣への参拝での祈願や祈祷があります。

「神様、私のお願いを叶えた下さい」」と言葉にする時もあると思います。正式なお祈りの形ではなくても「祈り」は日常生活に深く浸透しています。

「願いを叶える神様」は日本各地の神社仏閣にいます。縁結びや合格祈願など「絵馬」の奉納をしたり「お守り」を買って帰ることもあると思います。
「無病息災」「家内安全」など祈願や祈祷などの「厄払い」をすることもあるでしょう。「七五三」神様への報告を兼ねた子供の健康「すくすく」と育つことを願う祈願の行事です。

色んな人が色々な思いを抱いては集い幸せを願います。ある人は願いが叶い、またある人は願いが叶わないこともあります。

神様にも好き嫌いがあって相手を選んでいるのかと思う人もいるかもしれませんがそうではありません。神様に願いを叶えてもらうにはそれ相応の条件やリスクがあります。

神様と上手に付き合っていくことで願いを叶えてもらえる人に選ばれていきます。

いつも温厚で人々を暖かく見守る神様ですが一度、怒らせてしまうとそれはそれは怖いことになってしまいますので注意しましょう。


神様との上手な付き合い方

神様と上手に付き合うには定期的な参拝を行って自分を神様に知ってもらうのがよいです。「お願い」があるときだけ参拝しても沢山の人が訪れますから気がつかれないこともありますし後回しにされることもあります。
定期的に参拝を重ね自分を知ってもらうことで上手に付き合うことができます。

1つのお願いを沢山の神様にお願いしないようにしましょう。神様はエネルギーが強いですから反発作用が強くなってしまいます。1つの「お願い」で神社を数件回るよりは1つの神社に絞って定期的に行くのがベストになります。

定期的に行くことで「祈り」が効果を発揮してきます。あなたのことを知った神様は自宅で、会社で、どこからの「祈り」も届く様になります。

願いが叶っても叶わなくても参拝は続けましょう。参拝を止めるときは感謝の気持ちを持ってお礼を伝えてからにしなければなりません。「叶ったから終わり」「叶わないから行かない」それは自分勝手となりますので神様からの「しっぺ返し」を被ってしまうことがあります。
災いや不運を招いてしまう要因に神様の怒り「祟り」があります。
「信仰心」まで持つこともありませんが「信仰」と「崇拝」の礼を尽くさなければ神様は願いを叶えてくれるどころか「祟り」となってしまいますので気をつけなければなりません。

願いを叶えてくれる神様

歓喜天(かんぎてん)様は、聖天(しょうてん)さんとして多くの人に親しまれている神様です。仏教の守護神で「夫婦和合・縁結び・子恵みの神とされ、さらには商売繁盛、除災招福、多数の現世利益」の神様として信仰を集めています。像の姿(象頭の秘仏)をしたインドの神様です。

日本でも各神社に奉納されています。関東では「埼玉・妻沼観音や4浅草・待乳山聖天」などです。

聖天様は、誰の願いでも1つは「必ず叶えてくれる」と言われています。お金や出世から恋愛や子授けまで俗世の願い事は何でも効くとか。聖天様は、他の神様に行ってもかなえられなかった望みをかなえる神様なのです。

しかし、ご利益を得た人がその後、参拝しなくなったり、傲慢になったりすると怒涛の如く「祟り」ます。祟られた人は現世での幸せをすべて失ってしまうのです。

「聖天行者」を見て笑ったりバカにする人が次々と「変死」」するなどの怖い話も後をたちません。

象頭人身の男女の神が抱き合っている異形の天尊は「財福」 「病気平癒」「災難除法」「悪人駆除」など 祈れば必ず成就しないことはないと信じられています。
諸仏諸菩薩の母とされ その姿は陰陽和合 天地一体の秘儀を顕現している。聖天信仰は、信者の熱心な祈りと行者の法力、聖天の妙智,三力冥合の結果心願成就されるとされているが、しかしこの聖天信仰、兎に角其の代償が恐ろしい。個人で祀る、或いは供養することは、困難である。聖天には 双身と単身があるが 前者より後者の方が気難しく 極端に不浄や穢れを嫌い 日々の供養 祈祷は無論のこと不浄、怠慢は 即座に行者の身に厳罰が降りかかるのです。

聖天は、霊験がありすぎるため 子孫七代までの福を一代で取ると言われている。人も羨むばかりに大繁栄するが 子孫が絶やされたり 死後の財産がきれいさっぱり失われるとも目され また一代のうちに幸運を勝ち取り一時的に絶頂を極めるが 其の直後急転落下の運命を辿るといった不運な話も聞かれているのです。

願いを叶えてくれる神様の多くは自分自身の信仰心を代償とするばかりでなく子々孫々まで約束(契約)を交わさなければならないのです。もし、約束を破るようなことをすれば自分自身だけでなく子々孫々まで悪影響を及ぼす怖い面もあります。