不幸の原因を考え過ぎない
不幸や不運が重なると、なぜそうなるのだろうと考えることはある意味では大切なことです。現状の自分に向き合うことができれば苦しみや悲しみを打開する道を模索することができます。
不幸や不運が重なるときは何かしらの原因があります。ですから考えることは大切なのですが、いくら考えても原因が分からないこともあります。案外と分からないことの方が多いかもしれません。
分からないことに対して深く考え込むと負のエネルギーが強く働きますので過去の悪いことばかりが脳裏に浮かびます。そして、「〇〇だったから」などと関係の無いことをリンクさせてしまうことにもなります。原因にならないことまで原因にしてしまうことだってあります。そうなると思考はどんどんマイナスに引き込まれ負ののエネルギーを引き寄せる思考になってしまうのです。
不幸や不運の原因を考え過ぎてしまうとさらに不幸と不運を引き寄せてしまうことになってしまうので注意が必要です。
不幸の原因を考えて打開するはずが、いつしか不幸であることの自覚ばかりをしてしまい「自分は不幸だ」と思い込んでいくことになるのです。当初の考えとは真逆、本末転倒になってしまうのですね。そうなると負は連鎖を始めてしまいます。
不幸の原因はとても大切です。排除するべきものですが、いくら考えても分からないときは少しだけ違う方向性を持って現状にアプローチすることがよいです。
もし、あなたが今、不幸と感じているとしたら追求すべきは幸せになることです。幸福を得るためにどうれば良いかを考えていきましょう。お年寄りがよく持病自慢をしますね。病気は嫌なものですが自慢して笑っています。あれは病気になったことで病院に行ける事、誰かと話ができることに喜びを感じることで持病の辛さを忘れているのです。不思議ですが持病を自慢する人はなぜか元気な人が多いです。それと同じで不幸の原因探しは終わらせることも大切なことになるでしょう。
不運や不幸の原因について
不運や不幸は何もしていなくても、ある日突然、あなたを襲ってくるものです。
不運が度重なれば不幸を感じてしまうもの。不幸は不運から始まるとも言えるでしょう。
悪いことをした記憶もなく、自分は何も悪くないと思っていても不幸や不運を被ってしまうこともあります。
それは、不運や不幸を引き起こす原因があるからです。勿論、あなた自身に原因があるかもしれません。しかし、自分自身に原因がなくても被るのが不運や不幸でもあるのです。
自分にとって悪いことをなぜ、被ってしまうのでしょう。それは不運や不幸にもメカニズムや法則があるからです。
不運とはなにか、不運とは簡単に言うと運が悪いことです。運とは、あなたの意思や努力ではどうすることもできないめぐり合わせです。生年月日など生まれた時期による定めも関係致しますし、魂のカルマや定めなど霊的な力も強く働くものです。
そして、運には流れがあり、良いとき、悪いときのサイクルがあります。運には流れのメカニズムがあるのです。
それでは、不幸とはなんでしょう。不幸とは幸福でないことです。幸福を感じるときは不満や不足がないとき、幸せで心が満たされていると感じる時が幸福な時です。そうでないときは不幸となるでしょう。
不運と不幸を考えるとき、どちらかと言えば不幸はそんなに問題視することでは御座いません。
心が満足や自由と幸せで満ち足りていることは、そんなに多くはないでしょう。
人は常に不満や不足を感じるものですから慢性的な不幸な状態とも言えるのです。
けれど、不満や不足は妥協や我慢、そして努力などである程度、抑制されていますので普段の生活で不幸を意識することはないものです。
たとえば、煙草を吸いたいと思い吸おうとして切らしているとき、不満を抱いても自分が不幸であるとは認識しないです。
「無ければ吸わないでもいいか」
と容認できる許容範囲として心に大きな負担にならないからです。
しかし、不運が伴うと常に抱いている不幸がより鮮明化され、不幸を感じやすくなります。不幸を感じ取りやすい状態になると他人の不幸を引き寄せてしまうのです。そして、他人の運の影響も受けやすくなり自分の運の流れも乱れていきます。そんな時期が続くと悪い連鎖が始まってしまうのです。不幸は不運をきっかけに感じる法則があります。
不運や不幸は奥が深いですから因果や意図的なものもありますが、連鎖してしまう大きな要因として不運には運の流れと霊的エネルギーの影響。そして、不幸は不幸を感じることからなのです。
ですから、不運な出来事に遭遇してしまった場合、意識が不幸とリンクしてしまうことを防ぐことで不運と不幸の連鎖をブロックすることができます。
不幸を回避することで運の流れを乱すことを防ぎ、不幸を引き寄せないようになります。
運の流れを良くしていくこと、そして、不幸を感じさせるマイナスエネルギーや他者の負のエネルギーを心に寄せ付けず取り除いていくことで不運や不幸の連鎖を防ぐことができます。
これら一連の作用を働かせるのに白魔術は有効となります。