心と魂の成長を妨げる要因を除去と排除へ

あなたの望みを叶えるための心と魂の成長を促す(心と魂の関係)

心と魂の成長を妨げる要因

魂の成長

過去世にあるカルマの克服

過去性にあるカルマはあなたの人生に大きな影響を及ぼす魂の記憶であり遺産ともなります。良いカルマはあなたを良い方向へ導く力となり、悪いカルマは悪い方向へと向かわせてしまいます。
あなたの人生に影響を及ぼす過去性とはいったいどんな性質のものなのでしょう。
過去性とは過去生、前世(ぜんせ)とも言います。あなたが生まれてくる前に生きていた時代の魂の記憶です。魂は永久である時の流れを肉体を得ながら繰り返しています。それは魂が魂自身の成長に必要な時間は定めることができないからです。また、魂には時間の概念はありませんので人間にとって永久は魂にとって永久ではありません。魂は肉体との融合である輪廻と転生を繰り返しながら次の次元への切符を手にします。
その際、時代に生きたときの行いがカルマとなって現世に生きる命に引き継がれていくのです。
魂は1つの命を区切りとして審判を仰ぎますのでその時点で記憶は抹消され生まれ変わった時に魂の記憶は肉体には引き継がれません。稀に過去性を持つ人もいますが、時の流れに従い殆どが失われてしまうのです。それは現世の記憶が上書きされていくからです。
過去生から引き継がれるのはカルマだけとなります。カルマは魂の課題として残されるのです。良いカルマは積み上げることへの課題として悪いカルマは消去するための課題となります。
良いカルマは必然とあなたを良い方向へ導くものですから積み上げていくことは比較的簡単です。しかし、悪いカルマは「なぜ、あなたが悪いカルマを持ったのか」の原因の追求から始まります。それは現世で一連の不運や不幸等々へつながっていくのです。「人がなぜ?」と思考を働かせるときは「悪いとき」だからです。不運や不幸を引き寄せながらカルマへの「気づき」を即していることになるのです。原因の追求は「気づき」となります。そして、背負ったカルマに気づいたとき、そのカルマは解消へと向かっていくのです。

過去性は簡単に分かるものではありません。前世療法や催眠術等々、記憶をさかのぼることも出来ますが昨日のことを忘れるのが人間です。何百年も前の記憶を呼び起こすことは困難極まりないことであるのは明らかなのですが前世療法や催眠術の取り組みも過去性を知る取り組みの1つの手段となりますので試みることは良いことでしょう。人はイメージを常に行って生きていますので自分が見たものは自分が作り上げたイメージであるかもしれません。その手法に誘導が生じていたとしたら見せられたものや、作られたものになってしまう恐れも否定できませんので注意しましょう。

過去性にあるカルマの克服は「気づき」にキーワードがあります。では、気づくために何をすればよいのでしょう。前世療法や催眠術法、占いなんでも良いとは思いますが、最も簡単に理解できるのはカルマと現世の不運と不幸の関係にあります。
もし、あなたが今、不幸や不運を感じているとしたらその原因を少しだけ追求してみてください。現世で起こっていることだから比較的原因は近い過去にあるはずです。それがあなたの背負ってしまった「気づき」をしなければならない過去性にあるカルマに最も近い原因となります。過去、現在、未来と時の流れがありますが、それは肉体に与えられた有限の時間。永久の時間を繰り返す魂にとって時間は点なのです。
人間は同じことを繰り返す生き物です。それが魂の性質であるからです。魂の性質を克服することが魂と肉体が融合した現世で生きるあなたの課題とも言えるのです。

「気づき」が始まったなら、その後をよりよく生きていくために不運と不幸で引き寄せられた負のエネルギーを排除する高貴なエネルギーを集約して命に力を与えていけば良いのです。過去性のカルマは克服されていきます。

命に課せられた使命と目的

命に課せられた使命と目的は「幸せになること」です。心はあなたの命と魂をつなげるパイプであり、心の不幸は命の不幸と連結して魂の成長を阻害するものです。ですから人は生きている限り幸せを追求していく生き物でなければならないのです。神はときに不公平です。生まれながらに障害を持つ人、ある日突然、人生が変わってしまうこと。様々な試練を人間に与え「逆境」へと導くことがあります。障害を持つ人を見れば周囲の人は「可哀想」と思うかもしれません。しかし、それは他人、他者からの視線に映る「不幸」であって、その方の不幸でもなければ、あなた自身の不幸でもはありません。「可哀想」と思うことは人間のエゴでしかないのです。その方は賢明に命を生きています。その姿、姿勢を見て人々は勇気づけられることもあります。自分に勇気を与えてくれる人間に対して「可哀想」と思うことは自分にとってあまりよいことでは御座いません。その方の命の使命と目的はとても大きなものであると感じることで、あなたの心と魂の成長につながっていくのです。
人それぞれ、命に課せられた使命と目的は違ってきます。神はときに不公平と思うこともありますがそれはあなたの目線で見ていることになるのです。
ですから見るべきものは他者、他人ではなくて自分自身でなくてはならないでしょう。自分自身を見つめたとき心に「不幸」を抱いているとしたら不幸を手放していく意識を養うことが求められます。
そのために今、あなたが出来ること、それは命ある人間の使命と目的を果たすために「幸せになること」への追求へ一歩を踏み出すことになるのでしょう。

心と魂の関係性

心と魂の関係について諸説は御座いますが、心は魂と肉体をつなげるもので、魂の窓口が心となるのでしょう。心では色々な感情を抱きます。しかし、心で考えることはできないもの。考えるのは脳であり、あなたの考えに対して判断を下すのが魂であります。思考と指令は脳である肉体の役割で、判断と許可は魂からの指示を受けた心の役割となります。心が上手く機能しなくなると魂からの要求は肉体に届くことがなくなってしまいます。心が機能を果たさなくなる要因は魂と肉体は別次元の存在であるからで、中間の位置にある心は双方の影響によりバランスを維持することが困難でもあるからです。では、魂とは一体、どんな存在なのでしょうか。
魂とは肉体とは別に存在するもの。肉体への役割としては主に精神を司る エネルギー体となります。魂は肉体から離れたり死後にも存在するとされています。人間の人格などは魂の影響を大きく受けるもので、肉体が命を継続する間、生命と精神、双方にエネルギーを分配しているものです。
霊とは神または、神の世界を意味している言葉で、魂は霊魂とも言わるのは、神と人間をつなげるものであり、神そのもののエネルギー体から分離されたものであるからです。
魂の存在は永遠であり、永遠である魂より輪廻転生は考えられています。
あなたの魂をより高貴で高次のエネルギーに近づけることで、心に思うこと、願うことを叶える力を高めていくことができます。その観点から願いを叶えるために大切なものの1つとして心と魂の成長もあげられることになります。

人はこの世に命を落とす意味において、地上にある苦難を感じることで魂を成長させ霊的向上を図ることをスピリチュアルの世界や宗教的な観念からは良く聞くことがあると思います。しかし、そればかりを得るために魂の成長を行うわけでは無いでしょう。
生命は一代限り、何度も輪廻を繰り返すことができる魂とは違います。魂はあなたそのものですが、肉体を得た時より次元の違うところで存在しているのです。来世のために魂を磨いても良いですが現世のあなたが辛いことや悲しいことばかりでは何をしているのか分からなくなってしまうもの。まして、現世での記憶はほぼ、来世の生命では消失されてしまうものです。
生命が有限である以上、現世での幸せを追求するために魂の成長が必要と考えていかなければ本当の意味で心や魂の成長はできないのかもしれません。
当サイトでも魔術による魂や心の浄化を行っております。心を通して魂をより高貴で高次のエネルギーに近づけることで胸に抱く思いや願いを叶えていく力を高めていくことができるからです。
余程のことがない限り、魂が輝きを失うことはありません。ですから自身の魂を感じることができれば、人生はよりよい方向へと向かっていくものです。しかし、魂と肉体をつなげる心が役目を果たさなくなってしまうことは誰にでもよくあることです。負の要素やマイナスのエネルギーに浸食されてしまうことからなってしまうことですが、魂の窓口である心は傷つきやすく、汚れやすく、そして、壊れやすいものなのです。心に機能不全が起こるとで肉体の暴走や自分の殻を作って閉じこもってしまう要因となってしまいます。

現世で魂を感じたいと思ったとき、最初に行わなければならないのは心の成長となるでしょう。
あなたの心の成長を得ることができるのも魔術特有の特徴の1つとなります。