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生きる意味が無い、価値が見出せないと言ったメールをよく頂きます。
充実した人生に意味と価値があるのでしょうか。
辛い人生に意味も価値も無いのでしょうか。
あなた様にとって生きる意味とは、価値とは何でしょう。
その答えは何処にあるのでしょう、
最も近くて遠い場所、あなた様の心の奥にあるのかもしれません。
思い悩み辛い日々を送る中で何故、生きているのか、我慢して生きなければならないのか、自分の人生に意味も価値も見当たらないと自暴自棄に陥る事は仕方が無い事かもれません。
しかし、悩み苦しむ事自体が生きている証であることを忘れないで頂きたく願います。
簡単な様で答えが出ない、自問自答、生きる意味や価値を自身の人生から探るのは難しい事です。
社会で成功したら人生に意味があるのか、勝者となり人の上に立つことに人生の価値がるのかと問われれば、そうであるともそうで無いとも言えるのではないでしょうか。
成功も勝者も成し得た後の人生はどうなのか、幸せなのか、幸福なのか、成功は失敗の始りであり、勝者は追われる立場となり恐怖と不安との葛藤が始まります。
社会で失敗した人はこれからの成功を夢見る事が出来る反面、現状の打開に模索する苦しさがあり、敗者は、負けることの屈辱と惨めさを味わうことで勝者への夢を抱けます。
何れにせよ生きるとは闇と光が表裏一体で交互に訪れることは否めません。
表裏一体・交互で訪れる人生の出来事ならば、闇に包まれたとき、そこから抜け出す意思を持つことが光の人生へ戻る最良の方法であり、人生を謳歌する手段であります。
一生涯を成功者・勝者としてまた、失敗者・敗者として過ごす人生は無いに等しいと言えるでしょう。。
人生の変化は誰にでも訪れる可能性があるからです。
人生を瞬間の感情と現状だけで語るのはあまりにも勿体無い考え方と言えます。
人生の出来事全てに光と闇が表裏一体の関係である限り人は生きる過程に生きる意味も価値も見出すことは難しく無理が生じます。
そう考えるならば生きていることに意味があり価値があると答えを導くことにより前を向いて人生を歩む事が出来るでしょう。
そして、それが誰もが捜し求める生きる価値であり意味かもしれません。
闇を抱え苦しむ日々は、確かに辛いです。悲しい事もあります。
されど、小さな勇気と些細な心の変化で打開策は見つかります。
もし闇に潰され人生の放棄を選択すれば永遠の闇が続くことになる可能性は高いです。
闇を抱え人生を自ら終らせるのは自身の意味と価値の放棄に繋がり魂への冒涜となります。
それは、カルマとなり魂に傷を背負わせる行為と同じなのです。
悩みや辛さからの解放を願う人の心は凄まじいエネルギーの固まりに成り得ます。
打開策にどの様な手段を講じるかはその人のお考えとなりますが、自身の心の内から沸き起こるエネルギーを魔術に委ねる事も1つの打開策の方法です。
思い悩み闇の中をさ迷うときは、下を向いて闇雲に歩かず少し顔を上げて見て下さい。
闇夜を軟らかい光で照らす月が見えるはず。
月はその光で闇の中にあなたを導く道をぼんやりと映し出します。
その道を一歩、一歩進めば、やがて月は地平線にその姿を沈めます。
そして、眩いばかりの光とともに太陽が昇り始めます。
太陽の日差しに包まれたあなた様から闇は消え失せ光の中はっきりと道を掴む事が出来るでしょう。

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