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文様や文字で構成された図形。魔術師の能力を増幅させたり封じたりする魔力の調整弁的役割を担っております。神々など上位の超越的存在を招き入れる召還作業、悪霊、精霊など喚起作業に使用致します。
グリモワールには魔術師、魔女が自然魔術の儀式で使用していた術具の一種として記述されており悪霊を呼び出す際に術師を守る防護円とされ円の外部へ一歩も出てはならないとされています。
近代西洋魔術で必ずしも魔法円を使うことを厳密にはしておりませんが聖域として定義され物質的基盤となり魔術儀式において外部の邪魔な霊的諸力を遮断する結界としても重視されております。
白魔術・黒魔術では、五芒星(ペンタグラム)・六芒星(ヘキサグラム)を単独で使用する魔法円、組み合わせにより使用する魔法円と様々で、用途に応じて使い分けを行います。
異界との窓口として用いる場合、知識と精神力が必要で術師も相応の負担を覚悟しなくてはなりません。
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