魔術と生命と霊魂

霊魂と心霊現象、例現象が起こるとき

魔術と生命と霊魂

霊魂と魔術について

霊魂とは肉体とは別にあるもの、肉体から離れることが出来る、死後の世界にも存在がある、非物質的な存在とエネルギーが霊魂となります。
霊魂の存在は古代エジプトにおいて不滅のもので死者は生き返ると信じられていました。エジプト神話に登場するオシリス神は死と再生を司る神として尊崇され自然界の全てに霊が宿り霊にも人間と同様、長所や欠点があると考えれていました。
古代ギリシャではプラトンを始め多くの哲学者に存在を確信され「永遠の真理」として霊魂不滅説が唱えれていました。

20世紀初頭に科学的実験も行われています。ドイツの医師団は死期が迫っている人を精密な体重計に横たえ死亡直後の体重を測定した結果、約35g体重が減ることを確認した。その後、アメリカでも同じような実験が行われ数十人の患者の臨終時に体重を測定すると体重減は34〜37gでドイツの医師団の結果とほぼ同一であったことから様々要因を考慮しながらも疑うところが無く霊魂の存在を認める検証結果を発表しました。
発明王、エジソンが晩年に霊界に通じる電話を研究していた話は有名です。

霊魂の存在を否定する宗教も御座いますが概ね霊魂の存在を否定する材料は見当たりません。霊は怖いものでしょうかと質問が多いですが、そうとは言えません。霊が怖いものではなく霊に似たモノが怖い存在と言えるでしょう。例えば想念、思念など人間から放出される念は生霊を作り上げることも御座います。また、低級霊と言われる次元の低い霊は動物霊などを含め怖いよりも危ない存在に成り得ることはあるでしょう。

古代魔術はシャーマン術師と呼ばれる霊能者が霊能力で魔術を行う自然魔術体系など古い魔術では悪霊などを扱うことが御座いましたのでキリスト教が普及したヨーロッパでは魔術師の迫害に繋がっていたと言えます。16世紀頃からルネサンス期のヨーロッパはキリスト教支配からの脱却の時期であったとも言えます。それまで神秘学思想はキリスト教の陰に潜みながら信仰されていたのですが宗教革命がキリスト教の分断を誘い勢いを衰えさせることになります。旧キリスト教勢力カトリックと新勢力プロテスタントに別れることになりカトリックは東洋へ信仰を深めることを始めるきっかけともなりました。そんな時代背景に「薔薇十字団伝説」が生まれ後にバラ十字会へと発展していくことになります。
神秘思想・錬金術・占星術・魔術を基軸にしたバラ十字主義がヨーロッパに広がり抑圧されていた魔術師や錬金術師が活躍の場を得ることになりました。そして、「黄金の夜明け団」が薔薇十字教義とキリスト教教義を組み合わせ、それまでの古代魔術を近代魔術として再生復活させたのです。

占星術は古代より支配者・神学者・医者・祭司・哲学者などのあらゆる層に浸透した学問でした。魔術も神の被造世界の秘密を探り、天体や自然の力・動植物・鉱物・精霊・呪文・護符などで「超常現象」を引き起こす学問でした。錬金術は自然界を合理的に解明する自然科学の学問で神秘学や神秘学思想はキリスト教にて禁じらてきた古代宗教、他宗教全ての教義となります。これらすべてを統合したものが近代魔術となります。

魔術と霊魂は古代より密接な関係があるのは疑いのない事実ですが、近代魔術にて必ずしも霊能力を必要としないのも事実です。カバラ教義にて魂の鍛錬とオーラと気を高めることで近代魔術の秘儀は施行されるのです。

白魔術代行

霊魂とは

霊魂とは肉体とは別に精神的実体として考えらえているものです。
霊魂は肉体から離れることもあり、死後の世界の存在を証明するものでもあるます。
非物質的なもの、エネルギー体。生命や精神の原動力ともなります。

個人の肉体および精神活動をつかさどる人格的な実在で、五感的感覚による認識を超えた永遠不滅の存在を意味するものです