潜在意識と魔術の関係とは

願いを叶える宇宙の法則

潜在意識と魔術の関係とは

魔術 潜在意識

願いを叶える宇宙の法則

現代の科学では到底説明することができない出来事や事象を経験して「見えない力」を実感する人はこの世界に数多といます。
ある人はその力を「神」と説き、またある人は「宇宙意思」と説きます。人により感じ方が違いますから特定のエネルギーとして定められることはありません。
私たちが住む世界には決して人間には見えることがない「見えない力」の存在があるのは確かです。
見えない力は「宇宙の法則」であり人間の運命や意思に直結して誰の人生であれ大きな影響を与えています。
高次元「宇宙意思と宇宙の法則」のエネルギーは物質世界に大きな影響を及ぼしているのです。
人の運命や人生は変幻自在に姿、形を変えることができる「宇宙意識」と「宇宙エネルギー体」の影響下にあるのです。
この「宇宙意思と宇宙の法則」「見えざるエネルギー」を呼び込むのが魔術です。

魔術とは宇宙に存在する「宇宙意識・エネルギー体」や「見えざる世界」にアクセスすることで、あなたの願望への共感、共鳴を促し望む「エネルギー体」を引き寄せ願いを達成していきます。

願いを叶える宇宙の法則を、あなた自身の潜在意識へと引き込みプラス波動を起こし融合することで願望成就を達成へと向かわせていくことができるのです。
あなたの潜在意識を触発させあなた自身の運命へプラスの作用を誘発させることや、引き寄せたい相手の潜在意識へのアプローチを促していきます。

セレマ神秘主義と潜在意識

セレマ神秘主義とは1900年代、イギリス人のアレイスター・クロウリーが守護天使より授かりし叡智を集約させ体系化した神秘主義思想です。現代の魔術にも大きな影響を与えている通称「法の書」には「汝の意志することを行え」という規則や法に基づいた人生の哲学となります。
セレマとは古代ギリシャ語で「意志」を意味します。

セレマ神秘主義で魔術とは「儀式魔術のみならず、意志の日常的な行為をも含めて、「意志に応じて変化を生ぜしめる科学にして技芸である。」と述べています。それまで薔薇十字儀式などに代表される西洋儀式魔術が主流であった魔術は奇術とされ人を惑わす不思議な術や大がかりな手品として兪やされていましたが、魔術の思想理念の創造を発展させたことにより儀式的魔術と現代魔術の基本的な形を形成することへつながりました。。
セレマ神秘主義では自我の真の意志を知ること、そして、全ての調和を達成すること。この二つの統合にあります。真の意志とは現代で言うところの「潜在意識」に通じる考え方であります。全ての調和とは潜在意識と顕在意識の調和により真の意志となり宇宙意志へつながるのです。
潜在意識には否定も肯定もなく、あるのは自我だけであり顕在意識と統合させることで見えない力である「宇宙意志」のよりよい影響を呼び込むことへとつながり願いは叶っていく過程へと導かれていくことがセレマ神秘主義の真意となるでしょう。

潜在意識を知る前に意識とは何かを知る必要もあるのですが、意識に関しては現代でも不明確で考え方に統一性はありません。著名な学者のなかでも意見は異なり定義も曖昧です。ユングやフロイトを始め数多くの心理学者の研究は盛んに重ねられながらも科学的には「あるのは確実だが説明がつかない」としての見解で一致しています。意識は氷山に例えられること。氷山の一角が日常、私たちの意識としてあるもので顕在意識が1割で有限力とされる。その下に大きくあるのが無意識である潜在意識が9割で無限力とされるところまでなのです。それ以外は学者や研究者によりまちまちな解釈となってきます。
「引き寄せの法則」や「マーフィーの法則」など潜在意識を活性化することで願望実現を果たす様々な著書もあります。時代の変化で言葉は変わってきていますがアレイスター・クロウリーが解釈したのセレマ神秘主義と類似しているところは多々あります。セレマ神秘主義を現代風に解釈すればこうなるかもしれません。

当サイトでも「引き寄せの法則」や「マーフィーの法則」等々にある潜在意識は重視しております。魔術理念にある「意志の力」と「自由意思」の信念を基軸に潜在意識に秘めれれた力と自由を高めるサポートも行っております。

アレイスター・クロウリー

アレイスター・クロウリーはその放漫な行動や言動に当時のマスコミに「世界で最も邪悪な男」とされました。タロットの愛好家でもあった彼はトートー・タロットの考案者として知られています。トートタロットはクロウリーの死後、作成されましたので様々なものが含まれています。また、クロウリーは自身で近代魔術の祖「エリファス・レヴィ」の生まれ変わりとも称していました。キリスト教時代に終わりをもたらす魔人だと確信していたクロウリーは20世紀最大の魔術師とも呼ばれています。オカルティスト、黒魔術師、自己中心的な性格で常識を極端に逸脱した行動や言動があったアレイスター・クロウリーはカルト集団の教祖的なことも行っていたため批判の対象ともなりましたが魔術の近代化には彼を外して語ることは出来ず、魔術の世界に大きな業績を残した人物でもあります。

セレマ神秘主義から潜在意識へのアプローチを行うか、それとも現代科学からアプローチをするかは、それも個人それぞれの考え方になります。何一つ、否定することはありません。フロイトやユングですら、また「引き寄せの法則」の著者であるウィリアム・W・アトキンソン、「マーフィーの法則」の著者として有名なジョセフマーフィーですら潜在意識について本当の意味で答えを導き出せていません。

願望を叶えることで何かを肯定して何かを否定することを現代人がどうやって断定することができるでしょうか。「絶対」を口にすることができるとすれば、それは神でしかないのです。あなたが願いを叶えたいと思ったとき、潜在意識も理想の自己実現を考え、願望達成・夢実現を目指す1つのアプローチでありそのなかにも様々な方法があるのです。

「意識」について科学では「あるのは確実だが説明がつかない」ものです。その意識にアプローチする1つの方法に魔術や呪術もあるのです。あなたの意思があり、そして、意志があるのだとすれば願望を自我として受け入れることから潜在意識を活性化させることが魔術に含まれた秘奥義でもあります。