他力本願とは|他力本願と願望成就|

他力本願の本当の意味と真意を知ることで他力本願でも願いを叶えることで誰でも幸せになれます。

他力本願での願望成就とは

他力本願の本当の意味は自分が進んでいる道を切り開くためのパワーを得ること

カルマ浄化魔術他力本願とは「なんだ人任せ」と思うかもしれません。ニュアンスからしてそう思う方も多いですが言葉の意味する真意は他人に頼って何かを成し得ようとすることや、他人に依存して何かを願うことではありません。
「他力本願」は仏教の教えの1つです。親鸞聖人の説かれる阿弥陀仏が民を救う浄土教、阿弥陀信仰の根本となる教義となります。
「他力」が指すのは阿弥陀仏であり、本願は人が持つ願いとなります。およそ800年前、鎌倉時代の僧侶、親鸞聖人の教えとして浄土真宗が誕生します。「無明長夜の闇を破し、衆生の志願を満てたまう」神仏の力として他力本願が信仰されることになります。
他力とは一般的には自分の力以外すべてを見なします。自然の恵みは勿論ですが脅威も他力に当たります。しかし、自然の驚異に関しては人を不幸にするものとして大慈大悲の阿弥陀如来の力ではないと説いている節もあります。

概ね、言葉のニュアンスからして現代の一般的な認識の他力本願とは、他人の力に頼って自分の願いを叶えてもらうと思われがちですがそれは誤りで他力とは神仏の力であり、祈願や祈祷などによって本願を叶えていくことが他力本願となります。
初詣に神社にお参りすることや様々な神社仏閣で「絵馬」に祈願することやパワースポットを巡ることで力を得ようとすることなども含め「心の願い」を叶える力全てが他力本願となります。
前途、述べている通り、自分以外の力は全てが他力であります。そして、人はどうあがいてもこの物質世界で生きていくためには他力を利用しない訳にはいきません。
たとえ、あなたが文明を捨てジャングルの奥地でひとりで暮らしていたとしても自然の恩恵を他力として得て生きていかなくてはならないのです。他力なくして生命の成り立ちはないのです。

神仏だけが他力の力では御座いません。宇宙の意識も地球の生命とって他力とみなします。それは肉体を持つ魂が個人を創造するが故に1つになれないからです。宇宙意思のなかで生きる私たちが肉体の衣を脱げば宇宙意思と同化されます。元いた場所に戻ると考えれば分かりやすいかもしれません。

自然の力には恩恵と脅威の二面性があります。それは、宇宙意識に光と闇のエネルギーがあるからです。高貴で高次なエネルギー体である宇宙意識には光と闇が存在します。魔術は双方の力を否定致しません。あなたが喜びを感じる心と憎しみを抱く心があるのも宇宙意識の光と闇にあるエネルギーの影響を受けているから他ならないからです。

天使の存在が幸せへと導く光の力であるなら、悪魔の力が不幸へと導く闇の力です。

他力本願とは自分が進んで道を開いていくことであり、他力を上手く利用しながら自身の思いを成就へと向かわせることであります。他力に何を活用するかは、あなたの意思が決めることになります。自分で道を開く選択権は他力が持ち合わせているのではなくて、あなたが心に抱く本願にあるのです。その意味において自分が信じるものに本願、つまりは思いに進んで道を開いていくことにもつながっていくことになります。

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