あなたに影響を与えるプラスの念とマイナスの念について

誰でも心に何かしらの思いを持っています。そのなかには「念」も含まれています。念は本人の意識にある場合もあれば無意識にあることもあります。あなたに降りかかる災難や不運、また、ラッキーな出来事など様々な事象、良いことや悪いも含めて念の影響を受けているのです。

そもそも念とは何でしょう。念を分かりやすく表現すると物作りで匠が作る物には魂が宿ると言われます。宿るとされる魂は職人の魂となるのでしょうが職人は沢山の物質を作り上げますので１つ１つに魂が宿る訳ではありません。魂は分裂することはありませんので作品に魂が分かれて乗り移ると考えるのは少々無理があります。職人の魂が宿るとは職人の「思い」や「気持ち」に込めらられた「念」となります。

身近な話で言いますと料理を作るとき、イライラしているときや憎しみなどが心にあると料理は毒となり人へ害を及ぼす食べ物へと変化してしまうことがあります。念とは、人が思う心の感情の塊なのです。では、何故、念が良くも悪くも人の人生へ影響を及ぼすのでしょうか。

心で思った事は強ければ強いほど物質や空間に残りやすくなります。物質や空間に残った人の思いは繰り返し繰り返し感情を満たそうと実行しているのです。自殺の名所や事故が頻繁に起こる場所があります。自殺者や事故を起こした人の思いは、その瞬間やそれまでの気持ちを強烈に「念」として現場に残すのです。その場所に訪れた人が念の波動にたまたまあってしまったうと念に心が共感され行動を引き継ぎ起こる事象です。事故の多発地帯などはまさに事故の念の塊がある場所となります。物質や空間に残る人の念を残存思念、または残存思念とも言います。スピリチュアルや精神世界では「残留思念」とも言います。出来ることならば、避けたい場所、避けたい念の一つとなります。

逆に、成功者を多く出す場所や持てば幸運が訪れる物質などは、良い念が残存として残っていると言えるでしょう。過去より積み重なり残存の念、また、集中的に同じ思いを沢山の人が抱き残ってしまった念など強固に消えない念は何処にでもあるのです。日本の歴史のなかで古戦場が至る所にある様に、念も多く残されているのです。

しかし、過度に念を恐れることもありません。マイナスの念に波動を合わさなければ影響を受けることはないのです。良くない念に波動・波長を合わさないにするには心身ともに健康状態であることだけでよいのです。

念には人生へ良い影響を及ぼす念もあります。人生へ良き影響を及ぼす念は大切に持ち続けられることが望まれることになります。しかし、悪い影響を及ぼす念は出来れば消し去ることが求められることになるでしょう。
人生にマイナスを引き寄せる念には、いにしえの時代より土地や地域に残されたものや自分自身の心にある負の積み重ね、第三者からの嫉妬、妬み、恨みなど色々とあります。

浄化の魔術では様々にあなたを襲う負の念を取り除きながら魂を覆う負の念を浄化していきます。そして、負の念よりあなたを守護するパワーを高めていきます。

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